水道水の残留塩素がもたらす悪影響

日本の水道水は水道法により、各家庭の蛇口(給水栓)で、遊離残留塩素濃度が1リットル当たり0.1ppm(0.1mg)以上の濃度を保持していることが義務付けられています。

各家庭でということは浄水場に近い地域は塩素濃度が高く、塩素濃度の上限の規制等はありません。

 

 

●残留塩素のメリット
・安全性確保のための消毒

●残留塩素のデメリット
・カルキ臭がする
・発ガン性の疑いがあるトリハロメタンを生成
・酸化作用
・漂白作用
・タンパク質に付着して髪や肌がガサガサになる

厚生労働省おいしい水研究会による「おいしい水の要件」では、残留塩素0.4mg/L以下が塩素臭や水の味が気にならない範囲とされています。

また15分間の入浴とシャワーは1Lの水道水を飲んだ時と同じ塩素摂取量と言われています。

残留塩素が1ppmを超えている濃度の高い都道府県もありますが、お風呂一杯当たり200リットルに換算すると、市販の塩素系漂白剤が30滴以上を入れている計算になるのが現状です。